旬の魚(秋)
目利きのプロが選んだ秋の魚を紹介します。
ゴマサバ
- 種名ゴマサバ
- 科名サバ科
- 目名スズキ目
- 属名サバ属
まるでゴマを散らしたみたい!
腹側にゴマ大の黒い斑点が無数にあり、これが名前の由来です。マサバに比べて丸みを帯びていることからマルサバとも呼ばれます。
マサバが夏に脂を落として味が悪くなるに対してゴマサバは年間を通してあまり味が変わらないため、8月末から9月はとくに重宝されます。
地域ブランドにされているものもあり、高知県土佐清水市の清水サバや鹿児島県屋久島の首折れサバなどが有名ですが、淡路のゴマサバは知る人ぞ知る一品です。
調理法も幅広く、シメサバ・鯖寿司・サバの塩焼き・煮付け・缶詰などなど、様々な料理を楽しむことができます。痛みが早いので注意が必要ですが、新鮮なものはお刺身でもいただくことができます。
タチウオ
- 種名タチウオ
- 科名タチウオ科
- 目名スズキ目
- 属名タチウオ属
刀みたいにトガッてます!
太刀魚は読んで字の如く、形が刀のように長く銀色に光った魚体をしています。銀色の成分はグアニンという紛状の物質で、造真珠や銀箔紙の材料として使われるそうです。
淡路で釣り糸を使った漁で一本ずつ丁寧に水揚げされた太刀魚。まさに今が旬。塩焼きはもちろん、バターとの相性も抜群でムニエルにもピッタリです。新鮮なら刺身もオススメで、特に皮の部分に旨みがあるので、皮がついたままの銀皮造りが見た目も味も最高です。
アカウニ
- 目名エキヌス目
- 科名オオバフンウニ科
一度は食べてみたい最高級の味!
アカウニは、バフンウニ・ムラサキウニと並んで食用されているウニで最高級のウニです。淡路のアカウニは、周辺海域の栄養豊富な海藻類を食べて育った味は絶品。生食・塩ウニ・焼ウニ、どれをとっても美味しくいただけますが、やはり何もつけないでウニ本来の風味を確かめて味わって下さい。
淡路の新鮮な海の幸を味わいながら、秋を優雅に過ごし感じると共に、四方を海に囲まれた日本の魚食を改めて認識できると思います。
商品提供
有限会社山口水産
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